お祭り保険

お祭り保険とは

お祭り保険とは「行事参加者の傷害危険補償特約セット普通傷害保険」と「施設所有管理者償責任保険」を組み合わせたものの通称です。

①祭礼参加者が行事参加中に偶然な事故でケガなどをした場合の傷害補償

②祭礼において神輿や山車の渡御が原因で見物人などの他人の身体や財物に損害を与え、行事主催者が法律上の賠償責任を負った場合の賠償責任補償

の2つがセットになった保険です。

1. お祭り傷害保険
行事参加者の傷害危険補償特約セット普通傷害保険

参加者のケガを補償

①神輿会の参加者が神輿の渡御中に転倒して顔面を負傷し入院したもの
②山車の渡御に参加していた子どもが車輪に足を挟み骨折してしまった。

※お祭り傷害保険のみの加入も可能ですが、お祭り賠償責任保険とセットでのご加入をおすすめします。

2. お祭り賠償責任保険
施設所有管理者賠償責任保険

見物人や第三者の物への補償

①神輿が見物人の群衆に寄ってしまい、見物していた子供に接触し、負傷させてしまった。
②山車が曲がり切れず、車道に駐車中の自動車にぶつかり破損させた。

※お祭り賠償責任保険のみの加入はできません。

対象となる行事は

神社が主催となるお祭り(神輿や山車の渡御)や町内会や任意団体において実施するお祭り(神輿や山車の渡御)が対象となります。
ただし、対象外となる行事もありますのでご注意ください。

対象となる行事

・神輿、山車の渡御

対象外となる行事

・けんか神輿
・だんじり
・神輿や山車の鉢合せ など

神輿や山車の巡行(渡御)以外のお祭りにつきましては、別途ご案内いたしますので、お問い合わせ下さい。
(例)稚児行列、こども相撲、流鏑馬、花火、火渡り、祭礼準備、祭礼片付など

補償内容と保険料のプラン

1. お祭り傷害保険(契約者は神社、町内会、任意団体)

「お祭り傷害保険」とは、神輿や山車の渡御に参加している間に、参加者が偶然な事故によりケガをした場合に、保険金をお支払いします。

●補償内容と保険料(1名あたりの保険金額・保険料)

往復途上傷害危険補償特約、熱中症危険補償特約セット、保険期間1日、団体割引5%

保険金額 1コース 2コース 3コース
死亡・後遺障害保険金額 1,000万円 500万円 300万円
入院保険金日額 7,000円 4,000円 3,000円
通院保険金日額 2,500円 2,000円 1,500円
1日1名あたりの保険料 540円 299円 201円

※鉢合せをする喧嘩神輿、喧嘩祭り、だんじりなどの危険度が高い行事は対象外です。
※こども神輿が「樽神輿」や「紙みこし」の場合は保険料が変わりますので、別途ご連絡ください。
※上記保険料は1日あたりの参加者数が50名以上の場合の団体割引5% を適用 しています。参加者数により保険料が変更となる場合がありますのでご了承ください。
※この保険では、1日あたりの参加者数が20名以上の行事参加者全員が契約の対象となります。
※入院中に手術を受けた場合は入院保険金日額×10倍、外来で受けた手術の場合は入院保険金日額の5倍の手術保険金をお支払いします。

●加入例

X月1日におとな神輿参加者100名、X月2日こども神輿50名で2コースにて加入

150名延参加者数 × 299円1名あたりの保険料 = 合計保険料44,850円

2. お祭り賠償責任保険 (契約者は町内会、任意団体)

*主催者が神社の場合は「神社賠償責任保険割増契約」からご加入ください

「お祭り賠償責任保険」とは、神輿や山車の渡御中に、見物人などの第三者の身体をケガをさせてしまったり、第三者の財物を壊してしまった場合に生じる法律上の損害賠償に対して保険金をお支払いします。

●補償内容と保険料

身体賠償・財物賠償共通 2億円
免責金額1事故につき 2万円
神輿・山車の1日あたり
一基(台)の保険料
参加者数  20名~250名まで 10,000円
参加者数  251名~500名まで 15,000円

※参加人数が501名以上の場合は、保険料が変わりますので、別途ご連絡ください。
※お祭り賠償責任保険では、行事参加者に対する賠償責任は対象外となりますので、ご注意ください。

●加入例

X月1日におとな神輿参加者100名、X月2日こども神輿50名で2コースにて加入

X月1日開催日 × 100名参加者数 = 保険料10,000円

X月2日開催日 × 50名参加者数 = 保険料10,000円

合計保険料20,000円

3. 実際の事故によるお支払い例

≪お祭り傷害保険≫

  • 神輿渡御に参加者ていた担ぎ手が転んで腕を骨折し通院した。
  • こども山車に参加していた小学生が熱中症で倒れ入院した。(熱中症危険補償特約による)
  • 行事参加者が自転車で祭礼会場に向かう途中、交通事故にあい入院した。(往復途上傷害危険補償特約による)

≪神輿・山車賠償責任保険≫

  • 神輿が参道の露店にぶつかり店を破損させた。
  • 山車が倒れてしまい見物人にあたり、重傷のケガを負わせた。

4. ご契約時の注意点

  • 本ご案内では、祭礼行事(神輿・山車の渡御)への参加者全員を対象としております。参加者数の確認を行う為、名簿等の客観的資料の備付けが必要となります。
  • お申込みの際には、必ず事前連絡シートにて正しい参加者数をご報告ください。
  • 祭礼の種類によってはお引き受けできない行事がございます。詳細につきましては取扱代理店または損害保険ジャパンまでお問い合わせ下さい。
  • 本ご案内は、神輿・山車の渡御を前提にご案内をさせていただいております。神輿・山車以外の祭礼行事(例えば、稚児行列、火を使った祭礼行事、船を使った祭礼行事など)につきましては、別途ご案内させていただきますので、取扱代理店または損害保険ジャパンまでお問い合わせください。
  • お祭り傷害保険では、行事参加中に急激かつ偶然な外来の事故によりケガをした場合に保険金をお支払いします。脳卒中や心臓病などの疾病、飲酒が原因での熱中症・ケガや喧嘩によるケガは対象外となります。
  • 本ご案内は概要について説明しています。保険金をお支払いできない場合などの詳細につきましては取扱代理店または損害保険ジャパンまでお問い合わせ下さい。

5. お祭り保険のお申し込みについて

クリックすると、PDFファイルが別ウィンドウで開きます。
「お祭り保険」事前連絡シートをご用意しておりますので、こちらからご確認ください。

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